2025大阪・関西万博に行きました!

日除けが無いので「大阪の夏場、どうするのだろうか?」と余計な考えが浮かぶ。ただ地面からの照り返しは少なく、保水性舗装のアスファルトのようで、暑さ対策はもとより埋め立て地につき地盤沈下や地震等の液状化現象もおそらく考慮しているかとも思われる。また夏場に仮設テントを施工する場合も基礎などが施工しやすいのかもしれないとも感じる。入場前から建築屋目線で万博を見てしまいました💦
AM10:06、手荷物検査を終え1時間も待つことなく入場。平日の午前中だから入場者がまだ少なかったかも。東ゲートを入ると遠目にも大屋根リングとわかる木造建造物の一部が見えてくる。高さはおおよそ20mくらいは有りそうと感じる。(調べていません。悪しからず!)
大屋根リングの登り口を目指していたらまたま日本館の前を通った時に「ただいまの時間は予約なしで入れます!」とスタッフの方の案内があり「よっしゃ-!」と思い、日本館へ。
待つこと約20~30分、建物は大屋根リング同様集成材の木部が主流で、珪藻土やガラスで構成されている。環境や自然を重視し、デザイン性もあり、内部への入館の待ち時間もさほど気にならず、建物を見ていた私。館内のコンセプトも含め建設業に携わる業者さん、建築士さんや左官屋さんも必見かと。
一周約2キロの大屋根リング、全体を見渡すにはまずここへ上る事はお勧め。各パビリオンに入れなくとも各々の建物の外観は興味深く、壁面には各パビリオンの名称が日本語と英語で大きく表記されている。持参した紙の万博地図を片手にすり合わせ、海風とともに万博の空気に触れられた。ちなみにスマホを多投するとバッテリー切れにご注意を。予備のバッテリー持参は必須かも。
大屋根リングを一周した後、予約なしのパビリオン等を休憩を挟み8館ほど回る。各パビリオン等の良し悪しもあるが、歩きすぎて非常に疲れた。でも行って良かったと実感。そしてPM16:00前には会場を後に。今回は建築屋目線で万博を楽しみ、次回は夜の万博へ。大屋根リングから見る万博の夜景も一見の価値はあるかと。
55年前、当時小学生だった私は1970年の大阪万博にも3回行きました。印象のあるパビリオンはいくつかありましたが、ただ待ち時間だけでも2~3時間は当たり前だった気がします。今回「並ばない万博」を疑いつつもネットの普及で「2~3時間は無いだろう」と考え「人生の中で2度も大阪で開催される。そりゃ行かなアカンやろ!」という気に間際になりました。その後の1981年の神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア’81)には「神戸だからいつでも行ける」と若者だった私は軽薄にも逃してしまった事を思い出し、余計に行く気になりました。
今回は建築屋目線の万博を語りましたが、各パビリオンやコンビニ、トイレの感想も多々あります。弊社のお客様に限らずもしこれから行くご予定等ある方は、その他の問い合わせでも結構です。まだ一度だけですが私の知っている範囲で万博の「よもやま話」もさせて頂きます。お気軽にアクセスをどうぞ。
2025年04月27日 14:38